なた豆茶販売店と系列店の拡大

対応がより柔軟になった。プロセスも大事で、以前はドライだったが、今は結果は同じでも話ができるようになったのは大きい。日本の文化に合うというか、ウェットになった」。関東地方で複数の給油所を展開する企業の社長は、ガソリンなど石油製品の仕入れ先である東燃ゼネラル石油グループの変化をこう言って歓迎する。 新体制移行で最も変わったのが旧エクソンモービル日本法人、現EMGマーケティングだろう。給油所を経営する販売店との窓口であり、産業用の石油製品や液化石油ガス(LPG)、潤滑油の販売などを手がける。以前は世界有数の外資系企業直轄の日本法人だっただけに、効率を重視するグローバルなスタイルが徹底されていた。 【人員は最小限】 人員は最小限で組織もフラット。支店なら担当者、支店長、営業責任者の3階層のみ。支店の数も2000年に国内エクソンモービルグループが統合した際に30カ所以上あったが、最終的に7カ所まで集約が進んだ。支店は住居を兼ねるホームオフィスや、複数社でオフィス機能を共有するサテライトオフィスに切り替えた。連絡や報告、データのやりとりにはネットや最新のモバイル機器を駆使するなど極めて筋肉質な組織体にした。 グローバルな視点から見れば、需要減退が続く市場では効率を追求することが最善の策とも言えた。東燃ゼネ常務でEMGマーケティング副社長を兼ねる今沢豊文は「効率化を徹底できたのは今も当社の強み」と胸を張る。一方で「縮小するマーケットの中、『このままで良いのか』『効率一辺倒ではなく拡大策も必要だろう』という議論が常にあった」という悩みもあった。新体制移行はそうしたくびきを脱する契機にもなった。 系列販売店とのコミュニケーションも「効率を追求しすぎて、ちょっと行きすぎた面もあった」(今沢)として日本流のウェットな方式に転換。販売店や顧客にオフィスに訪問してもらい直接、話し合える機会を設けるため、ホームオフィスは廃止。札幌、広島、那覇に営業所を開設し、支店も2カ所増やした。効率から拡大へ、ドライからウェットへの大転換が始まった。清水建設は2日、新晃工業と共同でウイルスや細菌などの空気感染を防ぐ診療室向けエアカーテンシステム「シミズ・ファインフィルターユニット(S・FFU)」を開発したと発表した。診察する医師を挟み込むように天井面から無菌状態の空気を供給する。S・FFUは吸い込み部の粒子捕集型HEPAフィルターで病原体が付着した微粒子やしぶきを取り除き、清浄にした空気を2本のライン型給気口から吹き下ろす。価格は施工費を除き60万円(消費税別)。 エアカーテンの風速は人が不快感を抱かないレベルの1秒当たり0・35メートル。患者側の空間に浮遊する微粒子・しぶきは粒径5マイクロメートル(マイクロは100万分の1)以下で、エアカーテンの下向流で確実に遮ることができるという。クリーンルームの設計ノウハウを生かして開発した。 ユニットサイズは幅900ミリメートル、奥行き1200ミリメートルで、天井裏部分に入る高さが600ミリメートル。診療室のモックアップ(床4・0×3・7メートル、高さ2・6メートル)実験で空調装置との併用時も、設置間隔を調整して取り付ければエアカーテン効果が得られることを確認した。 サントリー酒類は缶チューハイ商品合計で今夏に前年同期比約5%増、1800万ケース(1ケースは250ミリリットル24本換算)の生産を目指す。高アルコール度数の「マイナス196℃ストロングゼロ」は1割増の800万ケースの生産を計画。ビール商品の消費が伸び悩む中でも缶チューハイ商品は伸びており、新商品を投入して拡販する。7月19日に東京都港区の赤坂サカスで、チューハイでは初のPR施設(イメージ)も開設する。 7月29日に夏季限定で「マイナス196℃ストロングゼロ〈葡萄ダブル〉」や「ほろよい〈冷やしあんず〉」「カロリ。〈ひんやり梨〉」などを発売。ストロングゼロはアルコール度数が8%と高めで、350ミリリットル缶の価格は141円(消費税抜き)。PR施設「マイナス196℃チューハイガーデン」は8月31日までの期間限定オープン。マイナス196℃ストロングゼロのダブルレモン味を価格200円(消費税込み)で提供する。 伊藤忠商事とセーブ・ザ・チルドレン・ジャパン(SCJ)は2日、インドで学校に通っていない子ども向けに移動式図書館事業を始めると発表した。ムンバイ市のMイースト区内で車内にいすや本棚を設けたバスを無料で運行し、ストリートチルドレンや児童労働に従事する子どもたちに学習する機会を提供する。学ぶことへの好奇心や興味を育むことで、学校へ通う意欲の向上につなげる。 同事業は12日から2年間運営する。車内には音声や動画などを用いた教材もそろえ、教員とカウンセラーを配置する。運営費なども含めて事業費用は2000万円。2年間で約1000人の参加を見込む。

コメントは受け付けていません。

サブコンテンツ

このページの先頭へ